こむぎちゃんがすりガラス越しに何かを見ている写真です。
とても可愛いなと思う反面、そもそも猫の視力はどの程度で本当に見えているのか気になりませんか?
猫は色盲ともいいますが実際のところはどうなのでしょうか。
猫の視力は0.1程度だといいます。生後2週間~10週間の間で約16倍に増加するともいわれており、これは「眼房水」が徐々に透明になることで起きるようです。視力が0.1といえば人間でいうとメガネが必要なレベルの視力になりますよね。
猫は人間よりももともと近視気味ですが「動体視力」と「集光力」には優れているので周囲が暗い環境でも周りがよく見えているといわれています。また色盲かどうかに関してですが三原色といわれる「赤・青・緑」の3色の認識や「オレンジ」「緑」などはしっかりと認識しています。
猫がどうして視力が悪いのかに関してですが猫を横から見るとビー玉のように透けた色をしています。もともと夜行性の猫は少ない光を眼球内に取り入れることで角膜を発達させています。その分水晶体が少ない作りになっています。角膜が大きいことは猫がもともと野生に生息していて獲物を捕まえる時にも適している作りでもあるのです。
猫の視力は低いものの適した機能を持っていることがわかりますね。