三毛猫はオスが生まれにくい!その理由とは?

昔からいる猫の種類ではありますが黒とオレンジのまだら模様のような猫といえば「三毛猫」でしょう。

可愛らしい外見もあり今も変わらず人気の種類ではあるのですが、三毛猫には昔からオスが生まれにくいとされています。

その理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

三毛猫のオスが生まれにくい理由には遺伝子が関係しています。
猫の染色体には人間と同じように「X」と「Y」がいます。1匹の猫が持っている染色体は2通りありオス猫「XY」メス猫は「XX」になります。

猫の毛の情報は主に染色体のXに分類されており、オスは一つしかないのに対しメスは両方を持ち合わせているので三毛猫のメスが生まれやすくなるのです。

三毛猫のオスが生まれる為には染色体異常でないとできないことから圧倒的に少なく、なかには数千万で取引されることもあるのです。

親が三毛猫だから必ずしも子猫も三毛猫になるとは限りません。

そもそも三毛猫のオスは繁殖機能がないことが多く寿命が短い傾向にあります。日本は三毛猫が野良猫にも多いような気がしますが、ほぼメスであること、オスはとても貴重な猫になってしまうのです。

三毛猫のオスに偶然にも会うことができたら、かなりラッキーだと思います!