【我孫子駅】なかなかの住環境を誇る我孫子駅

我孫子駅について

千葉県の我孫子市にある我孫子駅なのですが、我孫子駅そのものに興味を持っている人というのはそう多くないかもしれませんね。


ただ、調べてみると我孫子駅にまつわる興味深いエピソードが結構見つかるんです!
ここでは、我孫子駅の歴史や周辺の特徴についてお話ししていきたいと思います。

我孫子駅の歴史ってどうなってるの?

我孫子駅の歴史ということなのですが、その前に知っておきたいのが我孫子駅設立までの経緯です。


我孫子駅を現在の場所に誘致してくれたのは、飯泉喜雄という人です。
日本鉄道の鉄道計画を知った飯泉氏は、「鉄道なくして町の繁栄はない!」と私財を投じて、我孫子駅のための用地を確保したのです。
もともと持っていた別の土地を交換する形で用地を確保し、それを日本鉄道になんと無償で提供したのです!
今、我孫子駅があるのはまさに飯泉氏のおかげなんですね。

我孫子駅が日本鉄道の駅として開業したのは、明治29年のことでした。
初代の成田鉄道の乗り入れなどを経て、大正14年には鉄道庚申塔が建立されます。
昭和に入ると、3年合名会社弥生軒が創業を開始します。
ちなみに、この弥生軒は駅弁を出しているのですが、昭和35年にはその駅弁にあの山下清さんが描いた包装紙を使うようになりました。
その後は駅舎改良工事や新駅舎構内の自由通路の使用開始、北口開設、橋上駅舎の供用開始などを経て、国鉄分割民営化に伴って、JR東日本に継承されることとなります。


平成13年からは、ICカード「Suica」が使えるようになり、平成15年には先でお話しした飯泉義雄の顕彰碑を南口駅前に設置しました。
その後は、オレンジカードの発売終了やホーム上の喫煙所の撤去による全面禁などを経て、最近では平成27年に上野東京ライン開通によって快速電車の一部が品川駅まで直通運転をスタートさせました。
かなり端折っているのですが、我孫子駅はこんな感じで現在に至るんです!

我孫子駅周辺の特徴って?

では、我孫子駅周辺の特徴について見ていきましょう。


駅の南東方面はもともと交通の利便性が高かったため、新興住宅が増えたエリアでもあります。
そのため、生活における最寄り駅の色が強く、あまり商業地っぽさは感じられないんですよね。
ですが、我孫子駅でも南口のほうはいろいろな主要施設があるエリアになります。
実はこのあたりのエリアは、昭和48年あたりに橋上駅舎と直結する高層商業ビルの構想が計画されていたんです。
ただ、一部から同意が得られなかったので、計画を断念し、平成11年に現在の南口駅前広場が完成しているんです。
北口のほうは駅前が整備されるまでは、結構寂しかったようです。
そういう感じの駅って今でもありますよね・・・。


当時は自転車の利用者が多かったようで、放置自転車のせいで車を走らせるのが大変だったとか。
昭和48年から始まった再開発計画によって、平成9年以降にようやく駅前広場が完成し、駅前の雑居ビルなども建設されました。
我孫子駅から少し離れたところから北方向に新興住宅地が広がっています。
大型マンションなんかも見られますよ。

我孫子駅周辺の住みやすさは?

最後に、我孫子駅周辺の住みやすさについて見ていきましょう!


まず、毎日のお買い物は駅前のお店で基本的にすべてカバーすることができます。
我孫子駅周辺には公園も多いですし、緑も多いので、自然環境の面でも恵まれています。
そして、全体的に落ち着いた雰囲気になっているので、安心して暮らすことができます。
かなり住みやすいエリアといえるのではないでしょうか?
ただ、駅周辺には趣味や嗜好品のためのお店というのはそうありません。
暮らしの中で自分の楽しみを最優先に考える方にとっては、ちょっと物足りないかもしれませんね。


後は、当たり前の話なのですが朝の電車というのはかなり混み合います。
我孫子駅からの通勤や通学をする人は、結構大変かもしれません。
ですが、朝の電車というのはだいたいどこも混み合っているものですから、仕方ないと言えるかもしれませんね。
賃貸物件の家賃も相場よりちょっとお高いくらいですから、なかなかだと思いますよ!

興味深いエピソードを持っている我孫子駅についてはうぐいす不動産に聞いてみましょう!

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