猫にとって餌と同じぐらい大切なものといえば「水分」でしょう。
もともと灼熱の砂漠にいた猫ですが、実は水分こそが健康に長生きするためのポイントでもあります。猫にとって水分はどうして大切なのでしょうか。
猫が飲むお水の量が少ないと「尿結石」や「膀胱炎」「尿道閉塞」などの病気になってしまうことがあります。他にも水分が少ないことで尿の濃度が高くなってしまい「慢性腎不全」などの危険性も高まります。決して水を飲まないことだけが病気の原因ではありませんが、猫に水を飲ませることはとても重要なのです。
では正しいお水のあげ方はどのようなものなのでしょうか。
猫にお水をあげる時は、水道水で十分です。
できるだけ常温のものを用意して猫が飲みやすいように工夫してあげることも大切です。
猫舌なんていいますが熱いお湯や冷たすぎる水は猫の体に負担がかかってしまいます。水皿に入れてあげる場合が多いと思いますが、猫はキレイ好きなので2~3時間に1回は交換してあげて、常に清潔なお水を飲めるようにしましょう。
なかには仕事をしていてそんな頻繁には…なんて人もいるでしょう。その場合は朝・晩の2回交換してあげれば十分です。
猫が水を飲まない時はこまめに水皿を入れ替えたり、水の温度を調整してみてくださいね。