猫が目をまん丸くする行為は飼っていれば頻繁に見かけるはずです。
これは瞳孔が開いている時に起こるのですが猫はとても表情豊かでコロコロ瞳の状態を変えて私達を楽しませてくれます。猫の瞳孔が開くときにはどんな理由があるのでしょうか。
猫の瞳孔を見ていると縦に長く閉じたり開いたりするようにできています。
猫の瞳のなかには虹彩という筋肉があり、感じる光の量を調整しています。
明るい場所に行くと瞳孔が細くなり暗い場所では瞳孔が開きまんまるになります。
明るさによっても瞳孔は変わります。
また猫の感情によって瞳孔が変わることもあります。
猫は動くものを見るのが大好きです。野生の頃、狩りをしていた名残でもあるのですが、
興味があるものを見つけるとじっと集中してその動きを見ています。
そのときの瞳孔は驚くほどまんまるになっているはずです。
表情からも真剣であることがわかります。
よく猫は霊が見えるなんていわれるのは、じっと同じところを見ているこの仕草から来ているようです。瞳孔を開くことで光を多く目に取り入れて獲物をよりはっきりと見ようとしているのでしょう。
猫の表情は頻繁に変わるのでその違いを楽しめると、より猫との生活が充実するはずです。