猫は周りにいる人によって寝方が大きく変わります。
寝方こそ猫の心理状態の表れともいわれており、猫に最も「信頼されている」のはお腹を見せる寝方をしている時だといいます。
ふと愛猫を見ると気持ちよさそうにお腹を出して寝ていることはありませんか?
腹を見せるという行為は、猫にとっても敵が来てもすぐに逃げられる体勢ではありませんし、飼い主に対して安心しきっている証拠になります。
穏やかな気持ちで過ごせている時に見せる行為でもあります。
安心できない人がいる場合、警戒心の強い猫は絶対にお腹を見せることはありません。
腕を広げて寝ていることや、お腹に手を当てて足を広げて寝ている姿を見るとなんだかこちらまで幸せな気持ちになりますよね。
他にもなんとなく自分の世界に入ってのびのびしている時に見せる「気分転換」だったり、気温が高く暑い時にもお腹を見せることがあります。猫にとって適温とは27℃前後になり、これ以上の温度になるとたちまちバテてしまいます。猫にとって寒さよりも暑さの方が苦手と感じやすいのです。
猫にとってお腹を見せてくれる寝方の時は安心してほっとできている時もあれば、暑いことで温度管理ができていない場合もあります。