猫がうたた寝している時は寝不足の証拠?

猫がキャットタワーでうたた寝している姿を見かけることもあるでしょう。
他の生き物に比べいつでも眠そうな姿をしている印象の猫ですが、実際のところどうなのでしょうか。

まず成猫の場合は1日「14時間」、子猫の場合「19時間」の睡眠を取ります。成猫の方が睡眠時間は長くなり1日のほとんどを睡眠時間にしているのですから、よく寝ている印象になりますよね。

他のペットを飼ったことがある人でもここまでよく寝る生き物は珍しいのではないでしょうか。
これは猫が肉食動物であることが関係していて、一度獲物を捉えても次はいつ捉えることができるかわからないので「体力温存」の為に寝ているのです。

ですが猫の場合はレム睡眠=浅い眠りが基本となる為、深い眠りであるノンレム睡眠がほとんど取れないようにできています。その為寝ている時間は長いのにほとんどが熟睡できていないのが猫の眠りでもあるのです。

猫が微動だにせず熟睡している姿を見れるのは貴重なことかもしれません。
近くによってもまったく反応がない時はノンレム睡眠で熟睡できている時になります。猫がこの状態の時は寝言や体を動かさないので近くによって起こしてしまったりしないように注意しましょう。